コロナの影響を受けて、テレワーク(リモートワーク)が始まり、
家の中でwifiを利用することが増えたという方も多いのではないでしょうか?
しかし、
ピヨちゃん
テレワーク中に家の中のwifiが遅い
自宅のwifiが遅い理由がわからない!
そんな悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、「テレワークで家のwifiが遅い原因と10個の対処法」について解説していきます。
これを読んで快適なテレワーク生活をおくってください!
テレワーク中に家の中のwifiが遅い理由は何?
まずwifiが遅い原因を調べる上で、知っておいて欲しいことについてお話しします。
以上です。
Wifiを使っている環境によって、遅くなったwifiの解決策は異ります。
本記事では、様々な解決策を提案していきますので、色々と試してみてくださいね。
それでは早速、テレワーク中に家のwifiが遅い原因をみていきましょう。
僕の経験上、原因は以下の通り。
1、wifiの置き場所に問題がある
2、wifiが2.4GHz帯を使っている
3、電波干渉が起こっている
4、wifiルータへの接続機器が多い
5、wifiルーターが古くなっている
6、IPV4を使っている
7、ファイアウォールの設定
8、コロナで回線が混雑している
9、モバイルwifiの場合、規格に問題がある可能性がある
10、モバイルwifiの場合、下りの速度が遅い可能性がある
それぞれについてもう少し詳しくみていきましょう。
1、wifiの置き場所に問題がある
Wifiの電波は障害物に影響を受けやすいという特徴があります。
そのため、wifiルーターと接続機器(PCやスマホなど)の間に障害物があると、
うまく電波を受信することができません。
特にwifiの電波は金属やコンクリート、水に弱いため、
下記のような場所には置かない方がいいでしょう。
もしこういったところの近くに置いているのであれば、
すぐに対応することができるので、置き場所を変えてみてください。
2、wifiが2.4GHz帯を使っている
Wifiの電波には大きく分けて2つの電波があります。
1つ目が2.4GHZ帯。もう1つが5GHz帯です。
2.4GHz帯は混雑しやすく、5GHz帯はすいているというイメージをしていただければOKです。
Wifiが遅いと感じる人は多くの場合、2.4GHz帯を使っています。
自分が持っているwifiルーターが2.4GHZ帯と5GHz帯両方に対応している場合は、
設定を5GHz帯に変更しましょう。
もしwifiルーターの規格が2.4GHz帯にしか対応していないということであれば、
wifiルーターがかなり古いタイプの可能性があるので、買い替えを検討した方がいいです。
3、電波干渉が起こっている
先ほどwifiの電波には「混みやすい2.4GHz帯」と
「すいている5GHz帯」があるというお話をしました。
なぜ、5GHz帯がすいているのかというと、
5GHz帯はwifiのためだけの回線であるためです。
一方、2.4GHz帯はテレビ、電子レンジやコードレス電話機など
あらゆる家電にも使われています。
特に、電子レンジの電波は2.4GHz帯で強力です。
そのため電子レンジなどの近くにwifiを置いていると、
電子レンジの電波の影響を受けて、wifiの接続が不安定になっている可能性があります。
4、wifiルータへの接続機器が多い
Wi-Fiルーターに接続できる台数には限界があります。
たとえ、10台以上にも接続可能と記載があっても、
接続する台数が増えれば増えるほどルーターには負荷がかかっていきます。
もしテレワークなどをしているときに不調を感じる場合は、
テレワーク中に接続する台数が増えていることが原因かもしれません。
在宅勤務中は、仕事で使わない機器の接続を解除するなど対策を行いましょう。
5、wifiルーターが古くなっている
Wifiルーターにはいくつかの規格が存在します。
下記に各規格の最大通信速度や、周波数帯などをまとめました。
wifi規格 | 策定時期 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
IEEE 802.11a | 1999年10月 | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b | 1999年10月 | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11g | 2003年6月 | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11n | 2009年9月 | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
IEEE 802.11ac | 2013年12月 | 6.9Gbps | 5GHz |
出典:エレコム
a,b,g,nを使っている場合は規格がだいぶ古いので、買い替えを検討した方がいいです。
一般的にルーターの買い替えの目安は5年と言われているので、
ルーターを買って5年以上経過している場合は、買い替えのタイミングかもしれません。
6、IPV4を使っている
自宅のネット回線が遅い原因がルーターのせいではなく、
そもそもの回線のスピードが遅い可能性も考えられます。
これは、特定の時間帯にネット回線が遅くなるという人に多くみられる傾向です。
ネット回線にはIPv4とIPv6があるのですが、イメージしやすく例えていうと
IPv4は「普通の高速道路」のようなスムーズさ
IPv6は「料金所のない高速道路」のようなスムーズさ
です。
つまり、光回線の中でも速度の速い「IPv6」に対応したものを選べば、
インターネットの回線が混雑することなく利用できるということになります。
IPv4とIPv6についてさらに詳しく知りたい方はこちらのサイトをご確認ください。
光回線をIPv6に変えたい方は下記ページをご参考にどうぞ。
7、ファイアウォールの設定
ピヨちゃん
スマホだと繋がるのに、テレワークをしてる時のパソコンには繋がらない。。。
そんな時はPCのファイアウォールの設定を疑ってみると良いかもしれません。
ファイアウォールとは、インターネットを通じた不正アクセスなどの攻撃を守るためのシステムのことです。
このシステムが働いて、インターネットに接続しないことも十分に考えられます。
この場合はファイアウォールの設定を一時的に解除してみましょう。
ファイアウォールの設定で使用しているルーターを登録することで解除できます。
しかし、ファイアウォールを停止したままパソコンを利用するのは、
セキュリティが弱くなるため大変危険です。
設定を変更したらファイアウォールは必ず繋げ直してください。
8、コロナで回線が混雑している
コロナウイルスにより多くの方が在宅勤務や自宅待機をするようになりました。
会社員の方だけでなく、学生さんも家にいることが増えたのではないでしょうか。
そのため、今までよりも多くの方が昼間に自宅からwifiを繋ごうとしている状態です。
中には、昼間の住宅街の通信量が5~6割変わったという話もあります。
これだけ昼間の通信量が増加すれば、多くの人が住んでいる住宅街やマンションなどの
回線が遅くなるということは十分にありえます。
もともと、昼間はオフィス街に人が集中するため、
住宅街の通信量は多くなることは想定されていません。
しかし、コロナウイルスの影響により、学生さんが自宅で授業を受ける、
会社員がweb会議を行うとなると、これまでの前提が崩れるので、
回線が混雑することも考えられます。
9、モバイルwifiの場合、規格に問題がある可能性がある
ピヨちゃん
今までは在宅で仕事をするということも考えていなかったため、
自宅に固定回線を持っていなくて、モバイルwifiを使っています。
そういう方もいるかと思います。
佐藤二朗さんなどがCMをしている「どんなときもwifi」などは、
2.4GHz帯のみしか対応していないので、wifiが遅い可能性はあります。
5GHz帯に対応している規格に変更しましょう。
10、モバイルwifiの場合、下りの速度が遅い可能性がある。
テレワークを行うにあたり、会社からモバイルwifiを提供された方もいるかもしれません。
しかし、モバイルwifi(ポケットwifi)は光回線と比べると、下り(ダウンロード)の速度が遅いです。
光回線の下りの最大通信速度が1Gbps(1000Mbps)なのに対し、
モバイルwifiの下り時の最大通信速度は150Mbpsのものが多いです。
つまり、6倍以上の差があります。
普通に仕事を行うのであれば、モバイルwifiでもそれほど遅いと感じることはないですが、大きなファイルをダウンロードするなどの場合は時間がかかるかもしれません。
まとめ
以上、テレワークで、家のwifiが遅い原因10個とその対処法について解説してきました。
冒頭に述べたように、wifiが遅い原因はいくつかの原因が重なって遅くなっていることが多いです。
考えられる要因を1つずつ潰して少しでも快適なテレワーク生活を送ってくださいね!
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