ピヨちゃん
新型コロナウイルスが転職活動に与えた影響ってどんなのがあるの?
コロナ禍での転職で成功するために知っておくべきコツを知りたいです。
そんな悩みに答えます。
上記の内容について、解説していきます。
コロナが転職活動に与えた7つの影響とは
新型コロナウイルスが転職活動に与えた影響は以下の通りです。
1、求人数の減少
2、売り手市場→買い手市場
3、採用抑制と積極採用の二極化
4、テレワーク希望者の増加
5、面接の仕方が変化
これらの内容について解説していきます。
求人数の減少
新型コロナウイルスの影響により、有効求人数は大きく減少しています。
厚生労働省が発表している求人数を見てみると、コロナの影響が出始めた2020年になってから明らかに求人数が減少しているのがわかるかと思います。
コロナ禍での外出の機会の減少や自粛に伴い、業界を問わず多くの企業が売上が減少しています。
そうなると、企業はコストを削減するために新たな採用活動は控える傾向になります。
その結果として、求人数が減少しているのです。
売り手市場→買い手市場
ここ数年は人手不足というキーワードがたくさん出てくるほど、転職を考えている人に有利な状況が続いていました。
しかし、求人数の減少、リストラなどの失業者の増加によって、売り手市場から買い手市場に一転しました。
買い手市場では、未経験での採用は減少し、スキルや経験を重視する採用が増えます。
売り手市場の時は経験やスキルが足りなくても、その人の人柄やポテンシャルを買って採用するケースもありましたが、買い手市場では即戦力となるような人材が求められる傾向にあります。
コロナ禍で転職を考えるのであれば、未経験の職種への転職活動に踏み切るよりも、自分の経験を活かせるような転職活動をした方がリスクが低いです。
採用抑制と積極採用の二極化
コロナの影響で業績が下がり、採用を控えている企業が増えていることは先ほど述べました。
一方で、Withコロナ時代に強い業界では積極的に採用活動を行なっているようです。
こういった業績を伸ばしている会社では求人が増加するので、求人情報にアンテナを張っておきましょう。
テレワーク希望者の増加
テレワークが急速に拡大し、「在宅勤務できること」が働く1つの条件になっているという人が増えています。
ピヨちゃん
一度テレワークを経験してしまうと、前みたいに出社するのはしんどいもんね。
パーソル総合研究所のアンケートによると、2020年4月に初めてテレワークを行った人は523万人で、一気に導入されました。
また、『新型コロナが終息した後もテレワークを希望する』と答えた割合は半数を超えており、年代別でみると、20~30代では6割を超えます。
転職サイトdodaで検索されたキーワードをみても、『在宅勤務』の検索ランキングは17位(2019年4月)から10 位(2020年4月)に上昇しています。
在宅勤務できることが条件となっている人が増えていることは間違いなさそうです。
面接の仕方が変化
新型コロナウイルスの影響で採用の仕方にも大きな変化が出ています。
一番大きな変化は面接の方法が対面からオンラインに変化したことではないでしょうか?
コロナウイルスが流行っていた時はもちろんのことながら、コロナが収束しつつある今も人との接触を避けるためや効率的に面接可能なWeb面接が多くの会社で取り入れられています。
ピヨちゃん
僕の知り合いは最終面接以外全てオンライン面接だったみたいだよ!
オンライン面接では会社まで行かなくてもいいなど転職活動をする私たちにとってもメリットはあります。
しかし、面接の際に、雑音が入ったり、ネット環境が悪く面接どころではなかったなんてことにならないよう、面接の環境を準備しておくことは必要です。
Withコロナ時代の転職で成功を掴むための3つの方法
在職中のまま転職活動をすべし
新型コロナウイルスの影響に伴い、求人数は減り、ライバルは増えています。
そんな状況下では今まで以上に転職が難しくなることが予想されます。
だからこそ転職活動をするにしても在職中のまま進めることが大事です。
確かに、仕事をしながらの転職活動は時間のやりくりも難しく大変かもしれません。
しかし、希望通り転職できなかった場合にそのまま働き続けることができるという安心感は大きいです。
転職サイトに登録してリサーチをしてみたり、エージェントに求人を案内してもらうなど、在職中のままでもできることから始めていきましょう。
若手の人や未経験の職への転職ほど早めに始めるべし
売り手市場から買い手市場に転じたことにより、即戦力の人材が求められるようになっています。
つまり、今後、未経験の求人や第二新卒の求人は減少してくるでしょう。
実際に転職サイトdodaに掲載されている未経験の求人の数は減少しています。
未経験の求人の数はコロナが出始めた2020年3月の求人数が前年比130%だったのに対し、2020年5月には前年比71%まで求人数が落ち込んでいます。
今後もコロナウイルスにより不況な状態が続くことが予想されるので、若手や未経験の仕事に転職したい人ほど早めに行動した方が良いでしょう。
転職活動のプロの力を借りるべし
転職サービスには大きく分けて転職サイトと転職エージェントに分けられます。
転職サイト:掲載している求人を自分で選び応募するサービス
(doda,マイナビ転職,リクナビNextなど)
転職エージェント:最適な求人を転職のプロが見つけてくれるサービス
(リクナビエージェント,マイナビエージェント,パソナキャリアなど)
転職サイトを使った転職では自分の好きな求人を探すことができます。
しかし、転職サイトに掲載されている求人は、転職サイトからの応募者に対して学歴や会社名、転職回数などのフィルターを設けていることがあります。
そこで私がオススメしているのは転職サイトできになる求人を見つけておき、転職エージェントを通して申し込むという方法です。
転職サイトで応募しただけでは落ちてしまう可能性もあるので、転職エージェントも合わせて利用することで書類選考の通過率を上げる方法がおすすめです。
気になる求人があるときは、転職サイトから応募するだけなく、転職のプロである転職エージェントも併用して応募するのがおすすめです。
まとめ
以上、コロナが転職活動に与えた影響と、コロナ禍でも転職を成功させるための方法について解説しました。
コロナの影響により、今までより転職をすることが難しい時代に突入しました。
転職サイトや転職エージェントの登録は無料ですることができるので、転職を考えているのであれば今のうちから準備しておきましょう。
コメント
[…] 「転職を考える人が知っておくべきコロナが転職活動に与えた影響とは。」 […]
[…] 実際に「転職を考える人が知っておくべきコロナが転職活動に与えた影響とは。」でも解説してますが、在宅勤務を働く条件にする人は増えています。 […]
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