ピヨちゃん
テレワークでvdiという言葉をよく耳にするようになったけど、vdiってどんな仕組みなの?
Vdiのメリットや課題などを分かりやすく解説して欲しい。
そんな悩みに答えます。
上記の内容について、現役在宅サラリーマンでvdiを使いながら
リモートワークをしている私が解説していきます。
テレワークでよく耳にするvdiの仕組みとは
Vdiについて調べてみると、「Virtual Desktop Infrastructureの略である」や、
「仮想のデスクトップ」のような言葉で、解説されているかと思います。
ピヨちゃん
結局どういう仕組みなのかよくわからない。。。
そんな方のために、もう少し噛み砕いて、分かりやすく仕組みを解説していきます。
Vdiの仕組みを簡単に言うと、
「サーバーに用意されている仮想的な作業環境を、あたかも自分のパソコンで使っているように作業できるようにする仕組みのこと」です。
もう少し詳しく見ていきましょう。
一般的にパソコンの作業環境は、そのパソコンごとに用意されていると思います。
一方、vdiではサーバー上に仮想の作業環境を用意し、そのサーバーにアクセスしたパソコンに仮想の作業環境を使わせているという仕組みです。
図で表すとこのような感じです。
そのため、サーバーにアクセスしてきたパソコンを使っている人は、目の前のパソコンを使って、サーバーが用意した別の作業環境を使うことができるのです。
テレワークにおけるVDIのメリット
Vdiの大きなメリットは下記3つです。
・多様なワークスタイルに対応可能
・運用コストの削減
・セキュリティの強化
それぞれについて解説していきます。
多様なワークスタイルに対応可能
先ほどのvdiの仕組みのところで、「vdiは自分のパソコンを使って、別の作業環境を使うことができる」と解説しました。
つまり、ネット環境さえあれば、たとえPCが違っても、いつでも同じ環境で作業ができるのです。
特にコロナの対策でテレワークをしている時には自宅でテレワークをしたり、時には会社で作業をしたりと何かと不便な状況です。
会社に置いているパソコンと違うパソコンを使って、テレワークをしていると、
ピヨちゃん
あ、会社のパソコンにしか、あのファイルないや。。。
なんてことにもなりかねません。
しかし、vdiを利用していれば、いつでも同じ環境で業務をできるので、「あのアプリがない。」「あのファイルがない。」といったこともなく作業できるので重宝します。
運用コストの削減
通常新しくPCなどの端末を用意した時は、1台1台に環境の構築を行なっていきます。
また配布したPCに何らかの問題や故障などがあった場合も、1台1台個別に対応しなければなりません。
そのため、急遽テレワークを行うためにPCを用意し、作業環境を整えるのに苦労したという方も多いのではないでしょうか?
しかし、vdiであれば、作業環境を構築するのも、サーバー上に環境を作成するだけなので非常に簡単になります。
端末を利用しているときに問題が発生しても、物理的に端末を交換しないといけない場合を除いて、基本的にサーバー上で対応できるので管理もラクになります。
セキュリティの強化
Vdiではサーバー上にアクセスして作業を行うため、
自分の使っているPCにはデータが残りません。
そのため、情報漏洩やデータの紛失を避けることができるため、
セキュリティ強化に役立つと言われています。
また、先ほどと同様にデスクトップ環境を集中管理できるので、
会社のセキュリティ規則に則らせることも簡単です。
どうしても、テレワークを実践すると、
社外に会社のPCを持ち出すため、セキュリティ面でのリスクが高まります。
VDIを通じて会社のセキュリティレベルを強化できるといいですね。
テレワークにおけるVDIの課題
VDIを利用することによる大きな課題は、
「VDI環境で利用すると遅い!」と感じることが多くなることです。
VDIでは複数の端末から、アクセスが1つのサーバーに集中します。
そのため、朝の始業時や昼食後など社員が一斉にVDIにアクセスしようとすると、とても重くなってしまうのです。
この対策としては、サーバーのスペックを高くすることで、
大体の問題は解決できます。
アクセスの集中する時間帯でも耐えることのできるスペックであれば、
VDIを利用する人も遅いと感じることはなくなるでしょう。
まとめ
以上、VDIの仕組みとテレワークにおけるVDIのメリット、課題について見てきました。
VDIは導入においてはコストがかかりますが、管理コスト削減、セキュリティ対策など、テレワークにおいて様々なメリットがあります。
より良いテレワーク環境を作るために導入を検討して見てください。
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